コラム

【市議会ダイジェスト】ふるさと納税で「学園都市・八王子」をさらに前へ

更新日:2025年12月29日

令和5年度決算等審査特別委員会

― 大学支援に向けた制度設計が動き出す ―

ふるさと納税の使い道、特に「学園都市・八王子」としての大学支援について質問しました。

ふるさと納税の現状

八王子市のふるさと納税は、返礼品の充実や企業寄附の増加により、全体として好調な成果を上げています。
寄附者が選べる7つの使い道の中で、最も多く選ばれているのは「子育てナンバーワンのまちづくり」で、寄附額は約4,087万円
一方で、「学生が活躍するまちづくり」は約384万円と、7項目の中で最も少額でした。

学園都市・八王子としての課題

八王子市には21の大学・短大・高専があり、約7万人の学生が学んでいます。
その規模を考えると、「学生が活躍するまちづくり」への寄附額は、決して多いとは言えません。

他自治体では、

  • 神戸市:ふるさと納税を活用し大学へ助成
  • 江別市:大学・高校への補助金や大学製品の返礼品化
  • 新宿区:早稲田大学との連携

など、大学と自治体が連携し、学園都市の魅力を高める取組が進んでいます。

寄附者の声から見える可能性

実際に「学生が活躍するまちづくり」を選んだ寄附者からは、

  • 「大学時代にお世話になった八王子を応援したい」
  • 「子どもが八王子の大学に通っている」

など、大学を通じた強い縁が多く寄せられています。
学生にとって八王子は、まさに「第二のふるさと」です。


【副市長答弁】

植原副市長から、前向きで具体的な答弁がありました。

「ふるさと納税を活用した大学等への支援については、大学コンソーシアム八王子加盟校への調査を実施するなど、すでに制度設計に向けた準備を進めている。大学と地域がともに発展するまちづくりを実現するため、引き続き取り組んでいく。」

大学支援に向けた制度設計が、すでに動き出していることが明確に示されました。


まとめ

ふるさと納税は、単なる財源確保にとどまらず、
「学園都市・八王子」の価値を高め、市と大学、学生、地域をつなぐ大きな可能性を秘めています。

今回の答弁を受け、
大学と地域がともに発展する仕組みが、具体的な形になることを強く期待しています。
今後も引き続き、このテーマをしっかりと後押ししていきます。