コラム
【市議会ダイジェスト】ふるさと納税で「学園都市・八王子」をさらに前へ

令和5年度決算等審査特別委員会
― 大学支援に向けた制度設計が動き出す ―
ふるさと納税の使い道、特に「学園都市・八王子」としての大学支援について質問しました。
ふるさと納税の現状
八王子市のふるさと納税は、返礼品の充実や企業寄附の増加により、全体として好調な成果を上げています。
寄附者が選べる7つの使い道の中で、最も多く選ばれているのは「子育てナンバーワンのまちづくり」で、寄附額は約4,087万円。
一方で、「学生が活躍するまちづくり」は約384万円と、7項目の中で最も少額でした。
学園都市・八王子としての課題
八王子市には21の大学・短大・高専があり、約7万人の学生が学んでいます。
その規模を考えると、「学生が活躍するまちづくり」への寄附額は、決して多いとは言えません。
他自治体では、
- 神戸市:ふるさと納税を活用し大学へ助成
- 江別市:大学・高校への補助金や大学製品の返礼品化
- 新宿区:早稲田大学との連携
など、大学と自治体が連携し、学園都市の魅力を高める取組が進んでいます。
寄附者の声から見える可能性
実際に「学生が活躍するまちづくり」を選んだ寄附者からは、
- 「大学時代にお世話になった八王子を応援したい」
- 「子どもが八王子の大学に通っている」
など、大学を通じた強い縁が多く寄せられています。
学生にとって八王子は、まさに「第二のふるさと」です。
【副市長答弁】
植原副市長から、前向きで具体的な答弁がありました。
「ふるさと納税を活用した大学等への支援については、大学コンソーシアム八王子加盟校への調査を実施するなど、すでに制度設計に向けた準備を進めている。大学と地域がともに発展するまちづくりを実現するため、引き続き取り組んでいく。」
→大学支援に向けた制度設計が、すでに動き出していることが明確に示されました。
まとめ
ふるさと納税は、単なる財源確保にとどまらず、
「学園都市・八王子」の価値を高め、市と大学、学生、地域をつなぐ大きな可能性を秘めています。
今回の答弁を受け、
大学と地域がともに発展する仕組みが、具体的な形になることを強く期待しています。
今後も引き続き、このテーマをしっかりと後押ししていきます。